
Windows11 でタッチキーボードを使う方法とカスタマイズについて解説します。
タッチキーボードは、物理キーボードを持たないタブレット端末で文字入力を行う際に使用されるソフトウェアキーボードです。また、パソコンにおいても、マウス操作による文字入力が必要な場合に利用できます。
この記事を読むを、Windows11 端末でタッチキーボードの使い方とカスタマイズ方法がわかります。
目次
タッチキーボードを表示する方法
タッチキーボードはタブレット端末の場合、文字入力が必要になる所で自動的に表示されます。
それ以外でタッチキーボードを表示したい場合は以下の方法で表示します。
タスクバーから表示

タスクバー右側のキーボードボタンを押す事で、タッチキーボードをいつでも表示できます。
ボタンがない場合は以下の方法でボタンを表示します。

タスクバーの何もない所を右クリックして、タスクバーの設定を開きます。

システムトレイアイコンのメニューを開きます。

タッチキーボードのメニューから、表示方法を選択します。
- 常にオフ
- 常に表示する
- キーボードが接続されていない場合
常に表示するを選択すると、キーボードがあるパソコンでもタッチキーボードを表示できます。
タッチキーボードのカスタマイズ

タッチキーボードの色や大きさ、文字サイズはお好みに応じてカスタマイズできます。

スタートメニューを開き、設定を開きます。

左メニューより個人用設定を選択します。

テキスト入力ボタンを押します。

下へスクロールして、タッチキーボードのメニューを開きます。
キーボードのサイズを変更

キーボードのサイズスライダーを左右に動かして調整します。
- 左へ動かす:タッチキーボードの高さが狭くなる
- 右へ動かす:タッチキーボードの高さが広くなる

スライダーを一番左にした最小のタッチキーボードです。

スライダーを右にした最大のキーボードです。画面の大きさによっては一番右側でなくても最大サイズになってしまう場合があります。
キーボードの色を変更

キーボードのテーマの中からお好みのテーマを選ぶと、キーボードの色を変える事ができます。
8種類だけではなく、下へスクロールすると更にバリエーションがあります。

カスタムテーマの+ボタンを押すと、文字色やキーボタン、背景色を1から自分で指定してオリジナルのタッチキーボードテーマを作成できます。

タッチキーボードを色を変更するとこのようなイメージになります。
文字サイズを変更

キーの文字サイズのドロップダウンメニューから文字の大きさを設定できます。文字が見にくいという場合は、大きく変更してみましょう。
- 小(既定)
- 中
- 大
各キーの影の設定

キーの背景を表示するのチェックボックスをオフにすると、各キーの影を非表示にします。

主な背景をオフにすると、キーの陰影がなくなり平面になっているのがわかります。
タッチキーボードの使い方
日本語・英数入力の切替

日本語、英数字入力の切替は、画面左下の赤枠部のボタンを押して切り替えます。
音声入力する

声で文字を入力するには、スペースキーの右にあるマイクボタンを押します。
IMEの切り替え

日本語入力の IME を他のものに切り替えるには、右下の赤枠部のボタンを押します。
タッチキーボードを消す

右上の×ボタンでタッチキーボードを消します。
タッチキーボードを移動できるようにする

×ボタンの隣りにあるボタンを押します。
すると、タッチキーボードを自由に移動する事ができます。
絵文字の入力
タッチキーボードでも絵文字を入力する事ができます。

画面左上のハートのボタンを押します。

顔アイコンのボタンを押します。

入力したい絵文字を選択してください。赤線部のアイコンを選ぶ事で、カテゴリ別に絵文字を選ぶ事もできます。
また、絵文字リスト上でマウスのスクロールをすると、隠れた続きの絵文字を見る事ができます。
スクリーンキーボードを表示する方法
タッチキーボードとよく似たものにスクリーンキーボードというアプリがあります。こちらは従来の Windows から存在したものです。
特徴は物理キーボードのキー配列と同じようになっており、タッチキーボードよりもキーの数が多いです。
スタートメニューから開く

スタートボタンを押してスタートメニューを開き、画面右上の「すべてのアプリ」を選択します。

アクセシビリティフォルダーを開き、スクリーンキーボードを開きます。
検索して開く

タスクバーの虫眼鏡アイコンを選択し、検索窓に「スクリーンキーボード」と入力します。
検索結果からスクリーンキーボードを開けます。
ショートカットキーで開く
以下のショートカットキーを入力する事で、スクリーンキーボードのオン/オフを切り替える事ができます。
Win キー + Ctrl + O

スクリーンキーボードが開きました。
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