Windows11 でコピーペーストの履歴を2つ以上残す方法を解説します。
クリップボードとは?
クリップボードとはコピーしたテキストや画像を一時的に保存しておく機能です。
Windows8 以前はクリップボードに1つのデータしか保存できず、1回ずつコピーペーストをしていました。Windows10 からはコピー履歴を2つ以上残せるクリップボードの履歴機能が追加されました。
しかし、標準では無効になっているので知らない方も多いと思います。コピーペースト履歴が2つ以上残せると大変便利ですので設定を有効にしてみましょう。
クリップボードの履歴を有効にする
スタートメニューを開き、設定を開きます。
左メニューよりシステムを選択し、クリップボードボタンを押します。
クリップボードの履歴のスイッチをオンにします。
これで設定が有効化されました。
使い方
今までコピーしたものをペーストする時は「Ctrl + V」のショートカットキーが一般的によく知られています。
しかし、コピーペースト履歴を呼び出すには以下のショートカットキーを入力します。
するとこのようなクリップボードの小さなウィンドウが表示され、ペーストしたいものを選択します。
履歴に保存できるのはテキストだけではなく画像も保存されます。ただ、永遠に保存されるわけではなく古いものから削除されていきます。
履歴を削除する
クリップボードの履歴を削除するには「…」ボタンを押して、削除ボタンを押します。
また、すべてクリアボタンを押すと、全ての履歴が削除されます。
特定の履歴を残す
クリップボードの画面でピンアイコンを選択すると、履歴を固定できます。
履歴を全て削除したとしても、固定したものは残ります。