
Windows 11では、セキュリティを強化するための機能として、「セキュリティで保護されたサインイン」が用意されています。
この機能を有効にすると、サインイン時に「Ctrl + Alt + Delete」キーの同時押しが求められ、正規のサインイン画面を表示させることで、悪意のあるプログラムによるパスワードの盗用を防ぐことができます。
特に共有パソコンや業務用デバイスなど、セキュリティが重要な環境での利用が推奨されます。
この記事では Windows11 でセキュリティで保護されたサインインを行う方法を解説します。
■セキュリティで保護されたサインインについて
セキュリティのために、ユーザーがサインインするときにCtrl + Alt + Del キーを押すように設定する事ができます。これにより、認証 Windows サインイン画面が表示され、サインインを装ってパスワード情報を取得するプログラムからシステムを保護することが保証されます。
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セキュリティで保護されたサインインの設定

スタートボタンを右クリックして、メニューの中から「ファイル名を指定して実行」を選択します。

名前の欄には次のように入力します。
netplwiz

ユーザーアカウントのウィンドウが開くので、詳細設定タブを開きます。

セキュリティで保護されたサインインの項目で「ユーザーが必ず Ctrl + Alt + Del キーを押す」のチェックボックスをオン☑にします。
OK ボタンまたは適用ボタンを押したら設定完了です。

すると次回サインイン時には Ctrl + Alt + Del キーを押さないとサインイン画面に移る事ができなくなります。
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