Windows11 でディスプレイのリフレッシュレートを確認したり、変更する方法を解説します。
リフレッシュレートとは画面を1秒間に何回更新するかという数値です。数値が大きいほど滑らかに動きます。1秒間に60回更新できるディスプレイであれば、60Hz がリフレッシュレートという事になります。
一般的な液晶ディスプレイ、テレビはリフレッシュレートが60Hzです。それ以上となるとゲーム用ディスプレイとなり、144Hz、240Hz の能力を持つディスプレイも販売されています。
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リフレッシュレートを確認、変更する方法
スタートメニューを開き、設定を開きます。
左メニューよりシステムを選択し、ディスプレイボタンを押します。
下の方へスクロールして、関連設定の「ディスプレイの詳細設定」ボタンを押します。
リフレッシュレートの選択のドロップダウンメニューで、ディスプレイのリフレッシュレートを確認、変更ができます。
リフレッシュレートを変更できない
リフレッシュレートの選択が1つしかないので変更できない…。そういう場合の確認事項です。
- ディスプレイが高リフレッシュレートに対応しているか
- 接続ケーブルが高リフレッシュレートに対応しているか
一般的なディスプレイのリフレッシュレートは 60Hz です。高リフレッシュレートに対応したディスプレイじゃないと、リフレッシュレートを変更する事はできません。
また接続ケーブルも高リフレッシュレートに対応していなくてはいけません。よくある過ちはディスプレイの接続ケーブルを再利用した場合です。古いケーブルでは対応していない場合があるので、ディスプレイに付属しているケーブルで接続しましょう。
滑らかに動かない
高リフレッシュレートのディスプレイを導入したのに滑らかに動かない…。そういう場合の確認事項です。
- グラフィックボードの性能は十分か?
- ゲーム内にもリフレッシュレートの設定がある場合があります
高リフレッシュレートに対応したディスプレイを導入しても、グラフィックボードの性能が貧弱では滑らかに動きません。
またゲーム内にもリフレッシュレートの設定がある場合があり、通常は60Hzで固定されているかもしれません。
可変リフレシュレート
可変リフレッシュレートとは、状況に応じてリフレッシュレートが変化する機能です。
ゲームなどを起動中は高いリフレッシュレートを使用し、Office などの作業中にはリフレッシュレートを下げます。高いリフレッシュレートは消費電力も高いですから、電力の節約になりそうですね。
またゲーム内では可変リフレッシュレートを使用すると、ティアリングやスタッタリングを抑えます。いわゆる画面のズレやカクつきを抑制する事ができます。
可変リフレッシュレートを使用するには以下の条件があります。
- リフレッシュレート120Hz以上に対応したモニターを使用している
- Windows Display Driver Model のバージョンが3.0以上
スタートメニューを開き、設定を開きます。
左メニューよりシステムを選択し、ディスプレイボタンを押します。
下へスクロールして、関連設定のグラフィックボタンを押します。
「既定のグラフィックス設定を変更する」を選択します。
可変リフレッシュレートのスイッチをオンにします。
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