Windows11 でコマンドプロンプトを開く方法を解説します。
コマンドプロンプトとはコマンドと呼ばれる命令でコンピューターに直接命令を下すアプリです。基本的に真っ黒な画面で文字(コマンド)を入力して操作します。
Windows ではアイコンなどグラフィカルな見た目で操作しますが、内部的にはコマンドに変換して自動的にパソコンに命令を下しているというわけです。コマンドプロンプトでは文字でパソコンを操作するので上級者向けです。
目次
コマンドプロンプトを開く方法
コマンドプロンプトの開き方は4つあります。
- スタートメニューから開く
- 検索して開く
- ファイル名を指定して実行で開く
- 管理者で開く
スタートメニューから開く
スタートボタンを押してスタートメニューを開き、画面右上の「すべてのアプリ」を選択します。
すべてのアプリの中から W の項目にある Windows ツールを開きます。
Windows ツールフォルダーの中にコマンドプロンプトがあるので、ここから開きます。
検索して開く
タスクバーの虫眼鏡アイコンを選択し、検索窓に「コマンド」と入力します。
検索結果からコマンドプロンプトを開く事ができます。
ファイル名を指定して実行で開く
以下のショートカットキーを入力して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
名前の欄には次のように入力して OK ボタンを押します。
コマンドプロンプトが開きました。
管理者で開く
コマンドプロンプトは普通に開く方法と、管理者で開く2つの方法があります。
管理者で開くと、管理者権限が付与された状態でコマンドプロンプトを開きます。
設定の中には管理者権限がないと変更ができないものがあります。
タスクバーの検索ボタンからコマンドプロンプトを検索し、「管理者として実行」を選択します。
コマンドプロンプトのショートカットを作る
デスクトップ
スタートメニューのすべてのアプリから Windows ツールを開きます。
コマンドプロンプトを右クリックして、メニューの中から「ショートカットの作成」を選択します。
ここにショートカットを作成することはできません。デスクトップ上に作成しますか?という確認画面が出るので「はい」ボタンを押します。
デスクトップにコマンドプロンプトのショートカットが作成されました。
スタートメニュー
前述の方法でデスクトップにコマンドプロンプトのショートカットを作ってください。
作成したショートカットを右クリックして、メニューの中から「スタートメニューにピン留めする」を選択します。
スタートメニューにコマンドプロンプトがピン留めされました。
タスクバー
コマンドプロンプトを開いている状態で、タスクバーのアイコンを右クリックします。メニューの中から「タスクバーにピン留めする」を選択してください。
コマンドプロンプトのカスタマイズ
コマンドプロンプトは黒背景という固定観念がありますが、背景色や文字色を変えてコマンドプロンプトをカスタマイズできます。
背景色を変更
コマンドプロンプトと言えば背景色は黒ですが、背景色を変更する事もできます。
コマンドプロンプトのタイトルバーを右クリックして、メニューの中からプロパティを開きます。
画面上部の「画面の色」タブを開きます。
画面の背景を選択して、カラーパレットから変更したい色を選択します。
コマンドプロンプトの背景を青に変更してみました。
文字色を変更
同様の方法で文字色も変更できます。
コマンドプロンプトのプロパティで、画面上部の「画面の色」タブを開きます。
画面の文字を選択して、カラーパレットから変更したい色を選択します。
コマンドプロンプトの文字色を黒にしてみました。
コマンドプロンプトを半透明にする
コマンドプロンプトのプロパティで、画面上部の「画面の色」タブを開きます。
不透明度スライダーを左へ移動すると、背景が半透明になります。
半透明のコマンドプロンプトも未来的でかっこいいですね。
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