Windows11 で画面がぼやける時、考えられる原因と対処法について解説します。
通常画面がぼやける事はありませんが、様々な原因でぼやける事があります。
画面解像度が不適切
画面(ディスプレイ)には適切な解像度があります。例えば 1920×1080 が適切な解像度であるにも関わらず、1280 × 720 の解像度で表示しているとぼやけてしまいます。
何故なら 1920×1080 で表示する事ができる性能で 1280 × 720 で表示するという事は、小さい画面を拡大している事になるからです。拡大したらその分画面が荒くなってぼやけて見える原因となります。
適切な解像度になっているか確認してみてください。
ディスプレイドライバが不適切
ディスプレイのドライバが古い、または不適切な場合に画面がぼやける事があります。
例えば新品のディスプレイを買ってパソコンに繋げれば表示されますが、ドライバをインストールしないと最適な表示にならない場合があります。
ディスプレイにはドライバが入った DVD メディアが添付されています。ない場合もメーカーのウェブサイトからダウンロードする事ができます。
ディスプレイの配線の問題
ディスプレイのケーブル選びが間違っていると画面がぼやける事があります。
ケーブルには色々ありますが DVI という接続形式では解像度によってケーブルが2種類あります。
- シングルリンク:1920×1200 まで
- デュアルリンク:2560×1600 まで
デュアルリンクで接続しなくてはいけないのにシングルリンクで接続している場合、画面がぼやける場合があります。
DVI ケーブルなんてどれも一緒…と思って再利用していると、このような問題に遭遇します。
ハードウェアの故障
どれにも該当シなかった場合、最終的にはハードウェア(ディスプレイ・グラフィックボード)の故障が考えられます。
もし他にディスプレイがあるならば、接続してみる事でディスプレイの故障かどうか切り分ける事ができます。