Windows11 標準の動画編集ソフト「Clipchamp」の有料版、プレミアムプランを使ってみたので何が良いのかレビューしたいと思います。
有料版は月額1,374円、年払いなら13,724円(月換算1,144円)で利用できます。
目次
有料版と無料版の違い
有料版にすると以下の機能を受ける事ができます。
- 透かしなしエクスポート(※)
- 好きな日本語フォントが使える
- 4K解像度出力
- プレミアム素材が使える
- ロゴと色の管理「ブランドキット」
- コンテンツのバックアップ
透かしなしエクスポート
無料版でもプレミアム素材を使わなければ、透かし無しで動画を書き出せます。
好きな日本語フォントが使える
正直これが一番のメリットだと感じました。無料版ではまともな日本語フォントがありません。中国語混じりです。有料版にしないとまともな日本語フォントが使えないのはどうかと思いますが。
4K解像度出力
無料版ではフルHD(1920p)までの出力までしかできませんが、有料版は4K出力に対応します。
YouTube の投稿にはフルHDで十分なので、あまり、というか使いません。
プレミアム素材が使える
膨大なプレミアム素材が使えます。効果音、BGM、写真、動画、図形画像、色んな素材があります。
コンテンツライブラリの中にある、ダイヤのマーク付き素材がプレミアム素材です。
無料版でもダイヤなし素材は使えますが、選択肢の幅は狭まります。
インターネットで動画素材を探しに行かなくても良いので、手っ取り早く探したい時に便利です。
ロゴと色の管理「ブランドキット」
ブランドキットにロゴ、色、フォントを設定しておくと、簡単に動画に適用できます。毎回1から設定しなくても良いというのがメリットです。
コンテンツのバックアップ
作成中の動画コンテンツをクラウドにバックアップする事ができます。
そうすると他のパソコンでも作業を続行できますし、手元のパソコンから動画素材を削除してもリンクが切れる事はありません。
クラウドといってもどこに保存されるのか、何GBまで保存できるのか、マイクロソフトから明確に明示されていません。
他のパソコンで作業する事がないので、あまりメリットを感じませんでした。
おわりに
Clipchamp は初心者でもわかりやすく設計された動画編集ソフトで、カスタマイズも必要最低限です。もっと凝った動画を作りたければ、他の動画編集ソフトを検討すべきです。
しかし、Clipchamp に慣れてしまうと他の動画ソフトを使えなくなるという罠もあります。
操作性は使いやすいので、そこそこの動画が作れれば良いというなら Clipchamp はおすすめです。
個人的に有料版に感じたメリットは、好きな日本語フォントが使えるという事とプレミアム素材ですね。それだけに月額1,374円?と悩みどころですが、他の動画編集ソフトに馴染めないので仕方ないと思っています。