Windows11 でハードディスクまたは SSD をフォーマット(初期化)する方法を解説します。
新しいハードディスクや SSD を増設する時にはフォーマットしないと使う事ができません。エクスプローラーにも表示されないので「接続したのに使えない!」と思われているかもしれません。
USB メモリはフォーマット済みで販売されていますが、ハードディスク/SSD の場合はまずはフォーマット作業を行いましょう。
フォーマットする方法
スタートボタンを右クリックして、メニューの中から「ディスクの管理」を選択します。
すると自動で次のようなウィンドウが表示されます。
パーティション形式を MBR/GPT どちらかを選択して「OK」ボタンを押します。
MBR | 古くから使われてきた形式で、2TBまでという容量制限がある。パーティションは4個までしか作れない。 |
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GPT | Windows Vista 以降で対応した新しい形式で、容量制限はない(厳密には8.5ZBまで)。パーティションは128個まで作れる。 |
以前のバージョンの Windows では GPT では使えませんと書いていますが、以前のバージョンとは Windows XP より前となります。Windows11 では GPT で問題ありません。
するとディスクの管理の下部で、黒い帯の未割り当てディスクが表示されます。この時点ではフォーマットされていないので、黒い帯の部分を右クリックして、メニューの中から「新しいシンプルボリューム」を選択します。
「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」のウィンドウが表示されます。「次へ」ボタンを押します。
シンプルボリュームサイズを指定します。パーティションを作成しない場合、そのまま次へボタンを押します。この場合、空き容量すべてを1つのパーティションとしてフォーマットします。
ドライブ文字を指定します。D ドライブというように、アルファベットの部分のことです。「次へ」ボタンを押して先へ進みます。
ファイルシステムは NTFS、ボリュームラベルは名前を付ける事ができます。
新しいハードディスク/SSD であればクイックフォーマットにチェックを入れて「次へ」ボタンを押します。
新しいシンプルボリュームウィザードが完了しました。完了ボタンを押して終了です。
先程黒帯だったディスクが青帯となり、新しいハードディスク/SSD が利用可能状態になりました。これでエクスプローラーに新しいストレージが表示されて保存できるようになります。