バッテリーの劣化具合を確認する方法を解説します。ノートパソコンやタブレットなどバッテリーがある製品なら確認する事ができます。
バッテリーは何度も充電を繰り返すうちに劣化していきます。新品では100%充電できていたものが、99%、98%と下がっていきます。
パソコン上のバッテリー残量には反映されません。劣化した最大容量が100%となります。
バッテリーの劣化具合を調べる
コマンドプロンプトを使用します。
スタートボタンを押してスタートメニューを開き、画面右上の「すべてのアプリ」を選択します。
すべてのアプリの中から W の項目にある Windows ツールを開きます。
Windows ツールフォルダーの中からコマンドプロンプトを開きます。
コマンドプロンプトが開いたら、以下のようにコマンドを入力して Enter キーを押します。
バッテリー寿命レポートが以下の場所に保存されます。
このファイルを開いてみましょう。
Installed Batteries の項目でバッテリーの劣化具合がわかります。
- DESIGN CAPACITY:新品時のバッテリー最大容量
- FULL CHARGE CAPACITY:現在のバッテリー最大容量
FULL CHARGE CAPACITY が43,200 mWh、DESIGN CAPACITY が44,120 mWhとなっており、約98%が現時点で最大容量という事になります。
FULL CHARGE CAPACITYの方が大きい?
FULL CHARGE CAPACITY の方が大きい場合があります。
DESIGN CAPACITY はあくまで設計時の理論値であり、実際のバッテリー容量は全て一定ではないようです。なので新しいノートパソコンの場合、FULL CHARGE CAPACITY の方が大きい結果が出るかもしれません。