システム

Windows11でキーボードでマウスポインタを動かすマウスキー機能

スポンサーリンク


Windows11 でマウスがない場合でもキーボード(テンキー)でマウスポインターを動かす事ができる「マウスキー機能」について解説します。

Windows はマウスがないと操作が難しく、思った通りの操作がやりづらいです。キーボードでも操作は可能ですが、操作方法を知らないと動かす事はできません。

そういう時のために、キーボード(テンキー)でマウスポインターを動かす方法があります。

マウスキー機能を有効にする

キーボードでマウスポインターを動かすには、マウスキー機能というものを有効にする必要があります。

スタートメニューを開き、設定を開きます。

左メニューよりアクセシビリティを選択し、操作の項目にあるマウスボタンを押します。

マウスキー機能のスイッチをオンにします。これでマウスキー機能が有効化されました。

ショートカットキー

マウスが使えない状態では設定からマウスキー機能を有効化する作業も至難の業です。

キーボードで簡単にマウスキー機能を有効化する方法があります。

以下のショートカットキーを入力してください。

Alt + 左 Shift + NumLock キー

するとマウスキー機能を有効にしますか?という確認画面が出るので「はい」ボタンを押します。

これでマウスキー機能が有効になります。

マウスキー機能でのマウス操作

ポインターの移動

マウスキー機能でポインターの移動はテンキーで行います。

  • 8:上移動
  • 4:左移動
  • 2:下移動
  • 6:右移動

クリック

マウスキー機能でのクリック操作は、テンキーの「5」です。

左クリック・右クリック切り替え

クリック操作はテンキーの「5」の1キーしかないため、左クリックと右クリックを切り替える必要があります。

  • スラッシュキー:左クリックをアクティブ
  • マイナスキー:右クリックをアクティブ
  • アスタリスクキー:両方をアクティブ

ドラッグ

テンキーでポインターをドラッグしたい物の上へ移動します。0キーでドラッグを開始し、小数点キーでドラッグを終了します。

  • 0キー:ドラッグ開始
  • 小数点キー:ドラッグ終了

マウスキー機能の設定

NumLockキーがオンの場合のみ有効

テンキーは数字入力を兼ねている人も多いと思います。テンキーでマウスポインターを動かす事に特化してしまうと、数字の入力に支障が出てしまいます。

「NumLock キーがオンのときに限り、マウスキー機能を使用する」のチェックボックスをオン☑にすると、数字入力とマウスキー機能を切り替える事ができます。

タスクバーにマウスキー機能のアイコンを表示

「タスクバーにマウスキー機能のアイコンを表示する」のチェックボックスをオン☑にすると、タスクバーにマウスキー機能のアイコンが表示されます。

マウスには左右のボタンがありますが、マウスキー機能では左右のどちらのボタンをアクティブにするか選択しておく必要があります。

上図では左ボタンが網掛けになっているので、左クリックがアクティブになっているという事です。

ポインタを素早く動かす

マウスキー機能はテンキーでポインターを動かす時、加速度的に徐々に早く動きます。大きく動かしたい時には時間がかかってしまいます。

「Ctrl キーを押したままにして加速し、Shift キーを押したままにして減速する」のチェックボックスをオン☑にすると、Ctrl キーを押したままテンキーを動かす事で加速を待たずに素早く動かす事ができます。

また、Shift キーを押したままでブレーキの役割を担います。

マウスキーの速度設定

マウスキーの速度のツマミを左右に動かす事で、マウスポインターをテンキーで動かす時の最大速度を設定できます。右側ほど速くなります。

マウスキーの加速設定のツマミを左右に動かす事で、最大速度に達するまでの加速の速さを設定できます。右側ほど早くなります。

テンキーがない

キーボードにテンキーがないパソコンの場合、マウスキー機能を有効化したとしてもキーボードでマウスポインターを動かす事はできません。

スポンサーリンク


-システム