Windows11 にてセーフモードで起動する方法について解説します。
目次
セーフモードとは?
セーフモードとは Windows11 の問題を診断して解決するためのものです。
従来の Windows より最小限のシステム構成で起動するセーフモードという機能が用意されています。パソコンに不具合が発生した時や不安定な時などに、セーフモードで起動すると原因究明の手段となります。
またパソコンが起動しなくなった場合でもセーフモードであれば起動できるかもしれません。それにより大切なファイルを救出する事もできるかもしれません。
Windows11 では従来の F8 キーで起動という方法ができなくなりました。
セーフモードで起動する方法
Shiftキーで再起動
スタートメニューの右下の電源ボタンを押し、Shift キーを押しながら再起動を選択します。
設定から起動する
スタートメニューを開き、設定を開きます。
左メニューより Windows Update を選択し、詳細オプションボタンを押します。
下の方へスクロールして、追加オプションの回復ボタンを押します。
回復オプションの今すぐ再起動ボタンを押します。
一度画面が暗転し、オプションの選択画面が表示されます。
ここではトラブルシューティングを選択します。
続いて詳細オプションを選択します。
詳細オプションの画面では、スタートアップ設定を選択します。
再起動の確認画面が表示されるので、再起動ボタンを押します。
再起動後はスタートアップ設定の画面が表示されます。
ここでは、セーフモードを起動したいので4か5をテンキーで入力します。F4 キーまたは F5 キーでも可能です。
- 4)セーフモードを有効にする
- 5)セーフモードとネットワークを有効にする
4と5の違いはインターネットを使用するか否かの違いです。
キー入力後にセーフモードで起動が始まります。パスワードを設定している場合はパスワードまたは PIN の入力が求められます。
セーフモードで起動され、真っ黒な背景でデスクトップが表示されます。
セーフモードを終了する
セーフモードを終了するには、スタートボタンを押して画面右下の電源ボタンを押し、再起動を選択します。
セーフモード中にする事
セーフモード中に不具合が発生するか否かで問題を切り分ける事ができます。
- 問題が発生する:Windows11 の根幹部分、またはハードウェアの問題
- 問題が発生しない:アプリやドライバの問題
ハードウェアの問題とは、マザーボード、CPU、メモリ、ストレージなどの物理的な故障の問題です。
ドライバ・アプリのアンインストール
何かアプリやドライバをインストールしたらパソコンが起動しなくなったなど原因が明らかな場合は、該当するアプリやドライバをアンインストールしましょう。
しかし、セーフモードではアンインストールする機能も停止してしまっているのでアンインストールができません。
なので以下の手順を踏むことになります。
Windowsインストーラーをセーフ モードで有効にする方法 | Dell 日本
その後再起動してセーフモードを解除したら、正常に起動するようになるかもしれません。