Windows11 のペイントに追加されたレイヤー機能について解説します。2023年後半から追加された新機能です。
従来のペイントにはレイヤー機能はなく、1枚の紙に絵を描く事と同等でした。複雑な絵を描くには別途ペイントソフトを使う必要がありました。
レイヤー機能が追加された事により、各要素を独立して描く事ができるようになり、複雑な絵も描けるようになりました。
レイヤーとは複数の透明な紙を重ねて描く事ができるようなイメージです。レイヤーを分ける事で、各レイヤーに影響を与えず絵を描く事ができます。
目次
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レイヤー機能の使い方
レイヤーを追加する
レイヤーボタンを押します。
レイヤーパネルが表示されるので、+ボタンを押します。
新しくレイヤーが追加されました。
レイヤーを非表示にする
レイヤーを非表示にするには、各レイヤーの目のアイコンをクリックします。
もう一度目のアイコンをクリックすると、レイヤーを再表示します。
レイヤーを並び替える
レイヤーを並び替えるには、レイヤーをドラッグして移動させます。
レイヤーを結合する
2つのレイヤーを結合して1つのレイヤーにする事ができます。
レイヤーを右クリックして、メニューの中から下にマージを選択します。
レイヤーが結合され、1つになりました。
レイヤーに画像ファイルを読み込む
レイヤーに外部画像をインポートする事ができます。
予め新しいレイヤーを作っておきます。
ファイルタブを開きます。
メニューの中から「キャンバスにインポート」→「ファイルから」を選択します。
読み込みたい画像を選択して開くボタンを押します。
外部画像がレイヤーに読み込まれました。
サイズ変更や回転ができますが、アスペクト比を維持して拡大縮小ができないのが残念。
レイヤーを削除する
レイヤーを削除するには、削除したいレイヤーを右クリックして、メニューの中からレイヤーの削除を選択します。
レイヤーボタンがない
ペイントを起動してもレイヤーボタンがない場合は、ペイントがアップデートされていない可能性があります。そのうち自動でアップデートが入ります。
マイクロソフトストアでペイントを検索して、アプリのページを開いてみてください。
アップデートがあれば更新ボタンが表示されます。
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