Windows11 で NetBIOS over TCP/IP を有効、または無効にする方法を解説します。
NetBIOS over TCP/IP という言葉は一般的に馴染みがないものでしょう。ネットワーク用語の一つです。
NetBIOS over TCP/IP とは同じネットワーク上にある Windows パソコンやプリンターと接続するための仕組みです。誰でも接続できる公衆無線 LAN では悪意ある人に不正アクセスされる恐れがあります。
しかし、これを無効にすると他のパソコンとのファイル共有やネットワークプリンターも使えなくなります。なのでファイル共有やネットワークプリンターを使用する場合は、他の所でセキュリティ対策を実施する必要があります。
NetBIOS over TCP/IPを有効・無効化する方法
スタートボタンを押して、スタートメニューから設定を開きます。
左メニューよりネットワークとインターネットを選択し、下の方へスクロールして「ネットワークの詳細設定」ボタンを押します。
関連設定のネットワークアダプターオプションの詳細ボタンを押します。
Wi-Fi が無線 LAN、イーサーネットが有線 LAN という事になります。
使用している方を右クリックして、メニューの中からプロパティを選択します。
インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択して、プロパティボタンを押します。
詳細設定ボタンを押します。
TCP/IP 詳細設定が開いたら、WINS タブを開きます。
NetBIOS 設定で「NetBIOS over TCP/IP を無効にする」を選択して OK ボタンを押します。
その後は今まで開いたウィンドウは全て閉じても問題ありません。