Windows11 でファンクションキーの機能を入れ替える方法を解説します。
キーボードの上部にある F が付いた F1~F12 のキーがファンクションキーです。それぞれ機能が割り当てられており、知っていると便利なキーです。
- F5…再読み込み
- F6…入力文字をひらがなにする
- F7…入力文字を全角カタカナにする
- F8…入力文字を半角カタカナにする
- F9…入力文字を全角英数にする
- F10…入力文字を半角英数にする
- F11…全画面化
よく使うファンクションキーの抜粋ですが、このように機能が割り当てられています。
カスタマイズでこのファンクションキーの機能を入れ替える事が可能です。
ファンクションキーの機能を入れ替える
設定方法はご利用の日本語入力システムによって異なります。
Microsoft IMEの場合
新バージョンの Microsoft IME では設定できないので旧バージョンを使用します。
「A」または「あ」を右クリックして、メニューの中から「設定」を開きます。
IME の設定が開くので、全般を選択します。
一番下へスクロールして、互換性の項目にある「以前のバージョンの Microsoft IME を使う」のスイッチをオンにします。
IME バージョンの変更の確認画面が表示されます。OK ボタンを押してください。
タスクバーの右下にある「A」または「あ」を右クリックして、メニューの中から「プロパティ」を選択します。
詳細設定ボタンを押します。
キー設定の変更ボタンを押します。
- 入力/変換済み文字なし
- 入力文字のみ
- 変換済み
- 候補一覧表示中
- 文節長変更中
- 変換済み文節内入力文字
それぞれに細かく機能を割り振ることができます。文字入力時のみなら「入力文字のみ」を変更するだけでも良いでしょう。
ここでは例として F7 と F8 を入れ替えてみます。
F7 の「入力文字のみ」をダブルクリックします。
機能選択画面が表示されるので F8 の半角を選択して OK ボタンを押します。
F8 でも同様の設定を行います。
機能選択画面が表示されるので F7 のカタカナを選択して OK ボタンを押します。
OK ボタンを押して画面を閉じます。
これで F7 と F8 の機能が入れ替わりました。
Google 日本語入力の場合
Google 日本語入力のアイコン(青い丸)の隣りにある「A」または「あ」を右クリックして、メニューの中からプロパティを選択します。
キー設定の項目にある編集ボタンを押します。
- 変換前入力中
- 変換中
この変換前入力中、変換中でそれぞれに機能を割り振る事ができます。
ここでは例として F7 と F8 の機能を入れ替えてみます。
入力キーに対応したコマンドをダブルクリックするとメニューが表示されます。その中から機能を選択します。
F7 と F8 を入れ替えたので OK ボタンを押します。
OK ボタンを押して画面を閉じます。ここで設定が反映されます。