初期の Windows から標準の文字コードは Shift_JIS が使われてきました。それは Windows11 になった今でも依然として使われています。
世界標準文字コード「UTF-8」への移行は徐々に進んでいますが、まだ道半ばで完全ではありません。
Windows11 でシステムロケールを UTF-8 に変更する方法が、β版ではありますが存在します。
この記事では Windows11 でシステムロケールを UTF-8 に切り替える方法を解説します。
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システムロケールを変更するには？
スタートボタンを押して、設定を開きます。
左メニューより、時刻と言語を選択します。
言語と地域ボタンを押します。
管理用の言語の設定ボタンを押します。
システムロケールの変更ボタンを押します。
「ベータ：ワールドワイド言語サポートで Unicode UTF-8 を使用」のチェックボックスをオン✅にします。
OKボタンを押します。
システムロケールの変更は、再起動が必要となります。
今すぐ再起動ボタンを押して、再起動します。まだ作業中のアプリがある場合は、後でボタンを押して保存しておきましょう。
再起動後、UTF-8に切り替わります。
Macから送られたZIPの文字化けが解消
Mac から Windows 機へ送信された ZIP ファイルは中身が文字化けしてしまいます。
それは、Windows では主に Shift_JIS、Mac では UTF-8 が使われているためです。
システムロケールを UTF-8 に切り替えた事で、Mac からの ZIP が文字化けしないようになります。
UTF-8への切り替えはベータ版
ベータと書かれているように、UTF-8への切り替えは試験運用版です。
古いアプリケーションで文字化けが発生したり、不都合が発生する可能性があります。
問題が発生したら、システムロケールの設定を元に戻しましょう。
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