Windows11 のパッケージ版が発売されました。Windows10 からのアップグレードだけではなく Windows11 単体で購入する事が可能になりました。
インストールメディアは USB3.0に対応しているフラッシュメモリが入っています。
2022年4月現在の価格はだいたい以下の通り。
- Windows11 Home:18,720円
- Windows11 Pro:28,830円
しかし、このパッケージ版というものは購入する必要があるのでしょうか?Windows11 を動かすには厳しい必要要件がありますが、それをクリアすれば Windows10 から無償アップグレードできます。
買う必要がある場合
- パソコンを1から組み立てる場合
- 十分なスペックがあり Windows8 より前の場合
パソコンの部品を購入して組み立てる場合 OS がありませんから購入する必要があります。
もうひとつは十分なパソコンのスペックがあるが、Windows8 より前の OS を使っている場合です。この場合は Windows11 を新規インストールする必要があります。Windows11 を動かす必要要件が高いので、極めて稀な例だと思います。
Windows11の必要要件
Windows11 を動かす必要要件が高く、Windows10を使用していてもアップグレードできない例が多発しているようです。
- OS:Windows10 バージョン 2004 以降
- CPU:1Ghz 以上、かつ2コア以上(Intel 第8世代Core以降、Ryzen2000以降)
- メモリ:4GB以上
- 空き容量:64GB以上
- セキュアブート対応
- TPM2.0対応
Windows 11 の仕様とシステム要件 | Microsoft
あなたのパソコンで Windows11 が動くかチェックするには、マイクロソフト公式の PC 正常性チェックアプリで確認ができます。
Windows11へアップグレードする方法
前述の必要要件をクリアしていれば、Windows11 へ無料でアップグレードする事ができます。2022年現在、期限はありません。
ただ、2025年10月14日で Windows10 のサポートが終了するので、それまでにはアップグレードしたいところです。
スタートボタンを押して設定を開きます。
更新とセキュリティを選択します。
Windows Update に目立つように「Windows11 へのアップグレードの準備ができました - しかも無料です!」と表示されている場合があります。
ダウンロードしてインストールボタンを押すことで、Windows11 へのアップグレードができます。
もし表示されていない場合は、下へスクロールします。
「この PC で Windows11 を実行できます」と表示されていれば、「インストールの準備が完了したかどうかを確認する」を選択する事で Windows11 へのアップグレードができます。