Windows11 でファイルやフォルダーを開くとプロパティが開いてしまう時の対処法を解説します。
ファイルやフォルダーが全く開けなくなってしまうので作業にならないのですが、これは不具合ではなく Windows の一つの機能なのです。運悪く予期せず Windows の一機能が有効化してしまった事が原因で発生する現象です。
原因について
この原因については以下の2つが考えられます。
- キーボードが汚れていて ALT キーが押しっぱなし状態になっている
- 固定キー機能が有効化されている
Windows の仕様として ALT キーを押しながらファイルやフォルダーを開くとプロパティを開くというショートカットがあります。
キーボードが汚れていて ALT キーが張り付いて押しっぱなしになっているか、固定キー機能で ALT キーが押しっぱなしになっているか、どちらかが原因です。
対処方法
キーボードが綺麗という場合は、固定キー機能が有効になっている事が考えられます。
スタートメニューを開き、設定を開きます。
左メニューよりアクセシビリティを選択し、下の方へスクロールしてキーボードボタンを押します。
固定キー機能がオンになっている場合はオフにしてください。
これで解消されるはずです。
再発を防ぐ
「固定キー機能なんて有効にしたつもりないのに?」
そう思われるのも仕方ありません。予期せず固定キー機能が有効化してしまう事にも原因があります。
Shift キーを5回連続で押すと、固定キー機能が有効化してしまいます。
このショートカットキーを無効にしないと、また再発してしまいます。
固定キー機能ボタンを押します。
以下の2つのスイッチをオフにします。
- 固定キー機能用のキーボードショートカット
- Ctrl, Alt, Shift, Windows ロゴキーを2回続けて押すとそのショートカットキーをロックします
これで予期せず固定キー機能が有効化される事を防げます。
2つのキーを押すショートカットキー操作が難しい場合、1つずつのキーで操作できるようにする機能です。