Windows11 でディスプレイに「シグナルが検出されません」と表示されて真っ暗な画面になる時の原因について解説します。
つまりパソコン本体から信号がディスプレイに届いていないため「シグナルが検出されません」と表示されるわけですが、原因は多岐に渡ります。1つずつ確かめていって原因を突き止めましょう。
原因の切り分け
再起動
一時的な不具合でディスプレイが表示されないだけかもしれません。再起動して画面が点灯するか試してみましょう。
ディスプレイには何も映っていないので、リセットボタンを押すか強制終了となります。
接続ケーブルを挿し直す
ディスプレイの接続ケーブルを挿し直すと、画面がつく場合があります。
接続デバイスをすべて外す
USB 機器(マウス・キーボードなど)、SD カード類、その他デバイス、全てを外してパソコンを起動してみましょう。
パソコンの起動中に外部機器を接続した場合、「シグナルが検出されません」のトラブルを招く場合があります。
他のディスプレイに替える
他のディスプレイに替えたら画面がついた場合、ディスプレイの故障だった事がわかります。
しかし、予備のディスプレイを持っていない場合、次へどうぞ。
接続コードを替える
ディスプレイを接続しているコードを替えてみましょう。これで画面がついた場合、接続コードの断線などが原因だった事がわかります。
放電する
パソコンを長期間使用していると、基盤に不要な電気が溜まる帯電状態となり様々な不具合を引き起こす原因となります。放電する事で帯電状態が解消します。
具体的な方法は以下のとおりです。
- Shift キーを押しながらシャットダウンします。(完全シャットダウン)
- 接続している機器を取り外す
- パソコンの電源プラグを抜く
- 10分程度放置
- 再度電源を入れる
パソコン自体の故障
ここまでやっても解決しない場合、パソコン本体自体の故障の可能性があります。
マザーボード、グラフィックボード、メモリの故障などが考えられますが、一般の方には原因の特定が困難です。
外部グラフィックボードを使っている場合は、オンボードに切り替えるなど試す方法もあります。
メモリを交換したら治ったという事例もありました。メモリの予備があったら交換を試してみても良いと思います。